電話の向こうで…



私の彼氏は大阪に住んでいる。
先週から・・・。
いわゆる遠距離恋愛。
ここ東京からはすごく離れている。
毎日毎日電話してくれるから寂しくない・・・けど・・・やっぱり寂しい。


チャラリ〜♪


携帯が鳴る。
待ちうけを見ると・・・予想通り・・・五十嵐純也。


『もしもし?』
『雅??俺・・・』
『純〜・・・。会いたいよぉー』
『俺も・・・。』
『純に会って言うんだ・・・大好きって・・・』
『俺も・・・言うよ・・・。』


私は窓をあける。
少しでも純に近づけるように・・・。


『純・・・今日は星が綺麗だね・・・』
『あぁ・・・。俺今日ずっと雅のこと考えてた。授業中も・・・。』
『・・・・・・』
『授業、関西弁で大変なんだぜ?』
『言っていることわからないんだね・・・』
『あぁ・・・。さっぱりだよ。だから雅のこと考えてたんだ。』
『うん・・・』


電話の向こうで純の声が聴こえる。
近いように聴こえるけど・・・こんなに遠い。


『純・・・。』
『どした?』


こんなにも愛しい・・・。


『愛している・・・』


最後が意味不明です。
2003/4/23













































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